見積もりで安く見積もられても即決しない!
外壁工事で見積もりを出してもらった時に、値段が安いからとすぐに決めてしまうのはよくありません。
外壁工事についてはよくわからないからと値段だけを見て判断してしまいがちですが、しっかりと見積もりの内容を確認するようにしましょう。
特に安く設定してあっても追加料金がかかって余計な出費が必要になり、それがトラブルにつながることもよくあるケースです。
また工事の内容によってはすぐにまた工事が必要になるなどといったことも考えられるので、契約する前にはどういった工事をどんな材料を使って行うのか、人件費はいくらかかって、工事の期間はどれくらいかかるのかなどしっかりと確認しましょう。
トラブルになりやすい見積書は、合計の金額だけ書いてあってあとはどんぶり勘定の様な曖昧な書き方になっていることもあるので注意が必要です。
その他にも値段だけではなく、外壁工事後の保証期間やアフターフォローがどうなっているのかなども確認しておきましょう。
外壁工事の相場
外壁工事を依頼する人の多くが価格と耐久性が良いシリコン系塗料を好みますが、シリコン塗料には価格が安い順に、水性1液型、溶剤1液型、溶剤2液型の3つの種類があります。
住宅の外装材は、家によって様々で外壁工事に熟練したプロでさえ選択が難しいことがあります。
また、外壁工事の値段は、業者によって相当変わってきますから、複数の業者に一括見積もりができる「ネットサービス」などを利用して、費用やサービス内容を比較し、価格の相場を把握しておくことが大切です。
ちなみに、住宅の建坪が25坪でシリコン系塗料を外壁と屋根にした場合は、966,000円が目安の金額です。
雨どい、破風などの付帯部分は入っていませんし、家の状態により金額は前後しますから、あくまで目安として考えてください。
しかし、この相場を知っていれば、業者の提示した見積もり金額が適正かどうかの判断の目安になりますし、値引き交渉もしやすくなります。
外壁工事は業者が全国に2万軒あると言われている「激戦業界」で玉石混交状態ですから、トラブルも多い業界です。
目安相場から極端に安い見積もりを出してくる業者には注意が必要です。